【ご報告】カラブリア州のお料理と小麦粉セミナー@大阪

 

カラブリア州のお料理と、カラブリア州の小麦粉についてのセミナーを大阪のクッキングフジタにて開催させていただきました。粉に興味のあるパンの先生・栄養士さんなども参加され、たくさん質問いただけたのが嬉しかった会となりました♡ ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

主催は食べ物にやけに詳しい(笑)徳丸育子さん。さらにクッキングフジタ主宰・冨士田かおり先生にご尽力をいただきました。かおりん先生がアシスタントとか、贅沢すぎる。。

大理石のテーブルなので・・・パスタ打ちを含む実習はすべてテーブルで♪

クッキングフジタ(

カラブリア州から小麦粉を2種類持ち込み、粉の性質の差などを触って・作って・食べて感じていただくセミナーに。

粉ももちろん「古代品種」と言われている中から選び、特に地域性のある物をピックアップしたので。。。実は粉の確保が大変だったんですよ(苦笑

そもそも小麦粉って何だろう?っていうあたりから、現代の小麦粉に至るまでの簡単な歴史、小麦粉にまつわるアレコレなどをお話ししました。その後、それぞれの小麦粉を使ってカラブリア州に古くから伝わるパスタを手打ち。

粉によって粘度が異なるし、香りも違う。そーんな本来なら当たり前、でも近代小麦では味わえない違いを体験頂きました。

実食ではカラブリア州に伝わる2種類のパスタソースを作成。パスタとソースの絡みは実は小麦粉の特性を見て選んだ方が失敗が無いのですが。。そのあたりもご説明しながらサーブ。

トマトソースとひよこ豆のソースで頂きます♪

美味しい小麦粉で打ったパスタは「冷めても美味しい」という事実に歓声が。本来、小麦粉って美味なんですよ。

合わせるのはカラブリア州の日本未入荷ワインを。コセンツァのロゼは力強くて、豚肉の旨味たっぷりのトマトソースにも負けませぬ。

初春の味覚を再現するのに必要だった西洋タンポポは育子さんのご尽力で入手。野草採り名人さんが採ってきてくれたそうで。。。ほかにも珍しい春の野草がいっぱいでした♡

古代小麦などについてのお話もしつつカラブリア州のお料理のご紹介も、と欲張ったので時間はオーバーしまくりました(汗

食後はカラブリア州コセンツァ県コゼンツァ市のコーヒーメーカーAiello社のエスプレッソを。

私一人ではとても開催出来ない濃密な内容でお届けしたカラブリア州のお料理と小麦粉セミナー。本来の小麦粉の味を知っていただくことで、今後の「小麦粉生活」が豊かになります様に!との思いが少しで伝わっていれば嬉しいです。

 

 

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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