かつてエノトリア(ワインの地)と呼ばれていたカラブリア州のワイン業界。強烈な日差しに恵まれる気候を生かし、主力は常にアルコール度高めの赤ワインでした。
昨今の州ワイン状況は、ちょっと強烈すぎる個性の土着品種100%の赤の中から、飲みやすい系のチロ(Cirò)が世界に先駆けて進出。赤の文化なのでロゼを作りだしたらもちろん上手で、その後徐々に白の認知度もあがり・・といったところです。
近年、泡の文化もしっかり浸透。そんなカラブリア州ワイン業界をけん引するメーカーさんがメソッドクラシコ(Metodo classico)を発表。ボトリングの日をお祭りにしてお祝いするんですが・・そんなお祭りの日にお招きにあずかりました。
場内各所にいるご案内係は、中世風の衣装でお出迎え。
地元のモデル志望の子たちですw ちなみに男子は素足。。
大規模に作ってますんで、場内も広大です。ワインの他にオリーブオイルも生産。BIOのラインもあるんですって。
すいません、自家製のオイルがあるんで。。。トーン低めですw
ワイン作りの現場も見学させてもらえました。やっぱり大規模工場。すべての機材が大きい。。。
接近して作業風景を見られるのもカラブリア州の工房の良いところ♪出荷を控えたスプマンテたちがずらーっと並んでいます。
この日は業界のVIPさんやメディア関係者、地元の有力者などがずらーっといて、そちらの方を眺めているだけでも楽しかったですw
カラブリアでわざわざ泡を作る必要があるのか?とも思うのだけれど、大きなメーカーになればなるほど州外での販売が大きいので。。この流れはしばらくこのまま続く模様。
ただ、経営者のマインドは「カラブリア州スタンダード」を残していて、見学者に凄く優しい工場だったり、親切すぎる案内だったりします。
見学後、ビュッフェタイプのご飯会&試飲会&なぜかファッションショーがありましたw
なんか。。こうカオスなカンジもとってもカラブリアらしいなーと思ったりしたボトリングの日。。。