コセンツァは38℃でもココは22℃。高原散歩と林道巡りと

カラブリア州・コセンツァ市は連日夏日。加えてすでに関係省庁も夏休みに入り、私も主人もペースを落としてお仕事中という事もあり・・暇さえあれば何かと理由を付けて(笑)車で30分のシラ国立公園へ出かけています。ダメな大人の見本のような夫婦です(笑

山のふもとのコセンツァと高原地域に位置するシラ国立公園内のこの時期の気温差はざっと15℃ぐらい。森林に入ると20℃ぐらいの気温差があり、それはもう「ヒンヤリ♡」な空気を満喫できるとあって、まだ涼しい午前中に仕事を集中して済ませ、お昼ご飯も超特急で済ませたらシラへ行く!日々でございます。

例年に無く涼しかった5月ですが、6月中旬に入ってからはしっかり「南イタリア」しているカラブリア。そういえば高原散歩が本格的になったのもこの頃でした・・

[kanren postid=”2755″]

一応、国が管理している林道があって、オリエンテーリングが出来るようになっています。コースは数日かかるものから1時間くらいまで。森林の中を行くコースは樹しか見えないんですが(笑)・・とにかく涼しい! ちなみにこの日の森林部分の気温は平均16.5℃。長そで着用で快適♪ 天国♡

人間も相当快適に過ごせますが、毛皮着用のこの方も快適に運動できる環境です。コセンツァは土が露出しているところが少ないので、これからの時期は下からのワンコは熱も心配。その点、これだけ涼しいココならいくら跳んでも走っても安心♪

色んな匂いがして、犬として幸せな場所なんじゃないかなーと思います。※男の子です

平らな場所も多く、オリエンテーリングもしやすい場所が家から30分! 贅沢だなぁ。

私たちは、1時間ぐらい林道コースを歩いたらシートを敷いて一休み。午前中に終わらなかった仕事の残りなどもついでに片づけつつ、ひんやりした空気の中で寝っ転がってゆっくりします。しかもそのうち寝ちゃうんですが・・年かしらw

ワンコは基本的にノーリード。車の音がした際のみ呼び戻すけれど、そもそも車が通らないので。。。ワンコなりに自由にしています。

林道を歩いていると、ぽっかりとした平原に出ることも。まだ水仙が咲いていました。

シラ国立公園内には貴重な固有植物・動物が多く、特に鳥類の固有種には簡単に出会うことが出来ます。春から子育てシーズンなので、捕食に人がいるところまで出て来るんですよ。しかも人を恐れないw

7月・8月はピクニックする人でにぎわうんだろうなーと思いきや、人口のわりにピクニック可能なスペースがあまりにも多い為、他人とかち合わない場所でのBBQとかも十分可能なんだとか。広大なシラ国立公園内がすべてピクニックスペースだと考えると納得です。。。

今度は友人たちとピクニックに来よう♡

林間コースには要所要所に道案内があり、湧き水スペースも十分。オリエンテーリングの際もピクニックの際も、水の補給で困る事はまずありません。

雪解け水で真夏でも超・冷たい水が豊富に出ていて、水だけ汲みに来る人も。シラの水は柔らかく、私が出汁を引く際はもっぱらココの水。

ワンコも十分走ったし、我々も十分涼んだし。だいたい19時過ぎぐらいに帰着できるように出発するんですが・・

この時間帯は、牛さん達もご自宅に戻る時間だったりします(笑

牛さん達、美味しいご飯とフカフカ寝床のあるご自宅に決まった時間に帰宅(?)するんだそうで・・・「今日は幹線道路やめて裏道で帰ろうか」なんて時は必ず遭遇。。。大人しくいつもの道で帰ればよかったね。。。

牛さんが一列に上ってきている際は、こちらがUターンするのが基本です。なぜだか知らないけれど「一列で上りの牛さんがいたら完全に道を譲る」っていうのがこの辺りの言い伝えです。お疲れで気が荒くなってるのかな?

[kanren postid=”2749″]

↑こちらでご紹介した際の牛さんとの遭遇は、平坦な道でのこと。さらに一列じゃないですよね。

実は、超・インドア派な主人をアウトドア人間にするべく色々と画策中。進展あったので次回ご紹介します♪

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

お問い合わせはお気軽にどうぞ

目次