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ミツバチに刺されて大変だった話。対処方法と患部の経過(写真アリ)

ミツバチに鼻の頭を刺され、その後が思いのほか大変でした。
当地での刺された後の処置の仕方なども含めて記録しておきます。
なおご紹介するのはミツバチに刺された際の一般的な対処法なので、スズメバチ等に刺された際の対処法とは異なりますのでご注意を。

公の情報として、東京都豊島区と一社大阪府医師会の情報を張っておきますね。
ご参考にどうぞ 豊島区() 大阪府医師会(

最後の方には患部の写真もあります。
グロ患部写真前までは一般的な対処方法をご紹介しているで、途中までは普通に読んでいただけます。

目次

趣味で養蜂をしています

数年前から趣味で養蜂をしています。

作業中に刺されることはあったのですが、今回は面布の向こう側から鼻の頭を刺されました。ミツバチも根性見せる時はさすがです。などと感心している場合では無くて。

刺された際の一般的な対処方法は以下の通り

  1. 刺された場所から速やかに退避する←結構大切
  2. 毒針を取る
  3. 刺されたところから毒を絞り出すようにしながら、よく水洗いする
  4. (必要であれば)アルコールなどで消毒する
  5. 30分~1時間ほど安静にして、ショック症状が出ないか確認する
  6. 抗ヒスタミン軟膏などを塗るなどしてケアする

呼吸がちょっと怪しいとか、妙な自覚症状が出たら即救急車なのは言うまでもなく。ちょっと体調がおかしいな?と思ったらすぐに病院に駆け込んでください。

毒針を使ったミツバチは死んでしまうのですが、自分の命と引き換えに所謂「興奮フェロモン」的な物もまき散らします。この為、刺された場所に留まると他の兵隊蜂たちにさらに攻撃される可能性が高くなるため、上記「1:刺された場所から速やかに退避する」がとても大切。

刺されたら、まず蜂たちから遠ざかる。これ、ホント大事。

そして、一刻も早く毒針を抜くことで、体内に取り込む毒の量を極力減らすと安心。
ベテラン養蜂家の中には「刺されても腫れなくなったら一人前」という考えの人もいるみたいですが、昨日まで大丈夫でもいつアレルギー反応が出るかわからないからね。
そーいう古い事言う人は「はいはいはい…」と適当に流しておくのが良いのでは、と思っています。

ミツバチの毒針

ミツバチの毒針は、刺さっていても目視できる大きさです。
ちょっと黒いカンジだからよっぽどのことが無い限り見えます。
写真では指でつまんでいる方がお腹側ですね。

刺された場所にぶっすり残っていることが多いので、体内に向けて毒をさらに押し出さない様注意して、ナイフなどで皮膚側からこそげ取るようにすると良いのですが中々難しいので、とにかく早く抜き取る事に集中した方が良いのかなと思います。

刺したはずみで落ちてしまう事もあるので、見えなかったら見えなかったで心配する必要はないですが、刺された箇所に針が残っていないかはしっかり確認した方が良いですね

指に乗せると、全体でもこのくらいの大きさです。(ピンボケなのはごめんなさい

本来は毒針を取り除いたら流水でしっかり洗い、初期治療。
この日、この初期治療が出来れば良かったのですがちょっと取り込んでいて、毒針取った後にアルコールで軽く消毒、少し休んで作業に復帰しました。
全くの慢心です。私の場合は、これがまずかったんだと思います。

ミツバチに刺された後の主な症状と経過

養蜂家の間で「刺されたら痛い場所ランキング」なる物があり、顔面はその上位にランクインしています。皆、意外とあちこち刺されてるのね。

特に鼻は色々とややこしい神経やら血管やらが集中しているらしく、私の場合は(慢心もあって)初期治療も満足にしなかったので、結構しっかりと症状が出ました。

主な症状は以下の通り

  • 患部(刺されたところ)の腫れ → 約1週間
  • 患部と周辺の鈍痛 → 刺された翌日以降3日ほど
  • 刺された側(鼻の頭の左寄りを刺されました)の顔面半分の腫れ → 約5日間
  • 発熱 → 刺された翌日に最高38℃6分(平熱は36℃台前半です)を記録

特に発熱にはびっくりしまして、もしかして私コロナにかかっちゃった?と心配になりました。
アホな子なので全く別の心配をしてしまった…

実は刺されてから約10時間経過した晩に尋常ではない寒気を感じていたので、発熱は恐らくその日の晩から。翌朝にはしっかり最高体温を記録し、余りに辛かったので解熱剤を処方してもらい、お昼ごろから徐々に楽になって行くカンジでした。その日の夜には37℃台、翌朝には平熱にさがりました。

なので、ちゃんと処置をしないと高熱が出ることもあるよ!というのはしっかりと伝えしたい所存。
ミツバチ、侮れないのです。

患部と周辺の鈍痛は、最初刺された場所がどんより痛く、その後刺された側の上顎洞(目の下の骨のあたり)、刺された側の下アゴ~歯茎にかけて麻酔治療をした後の様な違和感、最後に鎖骨のあたりが重い感覚…と痛みが下に下にと移動していきました。

ん。リンパに毒が入ってる。そして体中を毒が回ってる。そんな感覚。(全く嬉しくない。

刺された側の顔面も鼻の下から腫れて、なんというか…「ボトックス注射したんですか?」って様子になりました。蜂に鼻先を刺され、ノーズがぷっくり面白いことになっている犬の写真で散々笑った罰が当たった形ですね。

あれをニンゲンでやるとこーなる。っていう良い見本のオモシロ顔に。
この腫れも1週間もしないで綺麗に引きまして、現在私の顔面も通常営業ですが、腫れがマックスだった頃はマスクをして外出するのが普通になったイタリアで良かったなと思った次第です。

患部の様子

この後、お花の写真のすぐ下にちょっとグロ目の写真があるので、苦手な方はここで引き返しましょう。
簡単にまとめると、

  • ミツバチに刺されると痛い
  • 適切な治療と知識が必要
  • 不安だったら刺されたところを流水でガンガン洗ってから医者に行け
  • 適切な治療をすれば一週間ぐらいで腫れはひくし、しっかり治る

以上です!
あ、追加で。患部は1週間ほど直射日光に当てない方が良いですよ。その方が治りが早いし、痕になり難いと言われています。

ちょいグロ見てく?

はーい。
と言う訳で(?)、患部の様子です。

刺されたその日の患部の様子。
刺された場所が白くニキビの様になっています。そして、鼻の頭が全体的に地腫れしていますね。

この時は、鼻の頭が全体的にどくんどくんと脈打っている様な鈍痛を感じる程度。
寒気を感じるから早く寝ようかな、などと言っていた頃です。

刺されて3日後の様子。全体的に膿を持っているのかしら、皮膚がエライ事になっちゃうのかしら、という状態。発熱も収まり、上顎洞にあった鈍痛が下あごのあたりに移動してきたころです。
うわー。グロイなー私w

この辺りが最もグロかった時期ですね。
毎日消毒と抗ヒスタミン剤(抗生物質入り)の塗布、外出時はマスクを着用して患部の保護を徹底した結果、刺されてから9日目に元の通りになりました。

皮膚が黄色くなっているところがちょっと心配だったのですが…
最後の方は鼻だけ日焼けした?といった色合いになり、膿を持つことも無く穏やかに治って行ったカンジです。

遺伝的にかさぶたが出来にくい体質なので、完治まで少し時間がかかった模様。通常は1週間くらいでしっかり治るそうです。
義理の方に医者がゴロゴロしているので、病院にかからず自宅で治療できましたが…心配だったら救急に駆け込んでも良いと思います。
アナフィラキシーショックは怖いし、要するに毒が体内を巡っているので、いつどんな症状がでるかわからないし。

以上、ミツバチに鼻の頭を刺されて大変だった話でした!

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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