好きな物は自分で作る・イタリア人の主人がこの冬一番作ったお菓子がこちら

Do you knou クロッカンテ?

ということで。こちらが主人がこの冬にずーっと、在庫がなくなるとすぐに作っていたアーモンドをはちみつで閉じ込めたお菓子・クロッカンテ(Croccante)です。カラブリア州でははちみつを使いますが、お砂糖レシピがメジャーかな。アーモンドの替わりに、ヘーゼルナッツやクルミや松の実で作る人もいます。

カラブリア州ではトローネ(Torrone)の名前で売られていることもあり、市販されている中で最高に美味なのはこちらのCareri社のもの。カラブリア州中西部の会社で、変な香りを加えない昔ながらの味を今に伝えています。(社長さんがねー。絶滅危惧種の頑固親父で大好きです♡)

クリスマス時期のお菓子として出回ることが多いんですが・・・これ、主人の大好物なんですよね。

平均的イタリア人男性の嗜好から外れることなく、主人も甘いモノ大好き星人。特に美味しいはちみつを使ったお菓子に目が無いのは、郷土菓子にはちみつを多用するカラブリア人だから?とは思うけれど・・・で、C社社長にレシピを教わって、なんと自分で作り始めちゃいましたー。

ところで、コダワルところはコダワリますよね、男性ってw

というわけで、コダワル主人は風味の良い皮つきアーモンドを軽く茹でて、外皮向きから作業開始。1分ほど茹でると外皮が面白いようにきゅっぽん、と剥けます。以外に簡単♪

乾燥させたらお砂糖とはちみつを火にかけ、お砂糖がカラメル状になったらアーモンド投入。で・・・

準備しておいたオーブンシートに広げ、平らにならします。

カラメルと混ざったアーモンドが非常に熱いので、主人はお肉を叩く為の、コレなんて言う名前?な道具を使っています。あんまり強く叩くとアーモンドが砕けちゃうので、押し付けるように広げるのがコツ。

平らにならすとこんなカンジ。

オーブンシートでサンドイッチ状になっていますが、このまま完全に冷ましたら出来上がり♡

適当な大きさに切ってサーブします。

アーモンドを重ならないように広げると、ほぼ均一の食感になりますよ♪

はちみつ掛けなので日持ちもOK。我が家では切ったものをタッパーに入れて常温保存しています。

C社の社長さんによると、オレンジピールを入れたりすることもあるんだそうだけれど、主人はかたくなにシンプルバージョンを作り続けております。。。どんだけ好きなのw

はちみつの種類を変えると、また違った味が楽しめます♡

一応クロッカンテの出回る時期は復活祭まで。という事で、我が家はまだしばらくクロッカンテ三昧になりそうです。。。

あ、私は明日日本に向けて出発です~♡

 

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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