目止めする・しない? 私は「する」派

春の一時帰国の際に持ち帰った器の中に、陶磁器が何枚かありまして。これを目止めするか・しないか。のお話。
結論を先に言うと、私は「する」派です。
なぜなら、カラブリア州では油もの・色の濃いものをたくさん食べるから。

ただでさえ忙しい時期。目止めの作業も一気に済ませたいので、トマトソースを作る際のアルミの大鍋を使いました。
お米のとぎ汁などが良いらしいけれど、カラブリアではそこまでの量を確保できないので、小麦粉を溶いた水で冷凍庫に残っていたご飯をさらに炊いておかゆ状にした液体を使っています。

どぶんと浸けて、火にかけて。
15分ぐらいは超弱火でぐつぐつ。
火を止めて、鍋の中でそのまま冷まします。

ぬめりを拭って乾燥させて。
軽く水洗いして再乾燥させれば出来上がり♪
今回は伊賀の鉢と益子のお皿を目止め。これで毎日の食卓で安心して使えるってもんです。

※最近は、目止めは必要ないっていう方もいらっしゃいます。私は、色の強い食品・油ものを多く使うので「する」派。
目止めした器で、色移りや油のシミが残ったことが無いので・・これからも目止め作業はしていくんだろうな、と思っています。

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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