2021年7月末日、カラブリア州内の2か所の原生ブナ林がユネスコ世界遺産入りをしました。
一つは州の南・レッジョカラブリア県アスプロモンテ国立公園内。もう一つは州の北・コセンツァ県とバシリカータ州に跨るポッリーノ国立公園内のブナ林です。
伊語のサイトですが、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ
戦前、戦後と生活の為、軍事利用の為とカラブリア州内の森林は大分伐採が進みました。
現在豊かな森林に覆われているシラ国立公園も、第二次世界大戦が終わった頃にはほぼ裸の山だったと言います。カラブリア州内の大部分の森林は、戦中~戦後にかけて植林をするなどして作られた物。
そのような森が多い中、山の奥深くでひっそりと伐採を免れてきた(場合によっては所有者が自身の森を必死に守った)場所も存在しています。
今回、ユネスコ世界遺産登録を受けたブナ原生林はまさにそんな場所。
実はアスプロモンテ国立公園内のブナ林には行った事がないので…近いうちに訪問できたらと思っています。
ただでさえキャパが低めなのに今年に入ってからアレコレ手を出してしまい、少し忙しくしていてブログが滞りがちになりました。
夏休みの山場(笑)8月15日も過ぎ落ち着いてきたので…ブログ更新もぼちぼち通常運転に戻す予定です。
引き続き、どうぞよろしく。