かつて、イタリアで暮らすには致命的に主婦レベルの低かった(今でも十分低いw)私が「ふぁっ!」と密かに焦っていたのが「突然の来客→一緒にお昼ご飯」のケース。まぁパスタ茹でればOKな簡単なお昼ご飯を作るのは全く問題ないんですが、カラブリア州的にはお昼ご飯前に欠かせない前菜をどーしよう?と焦ってたわけです。
周囲から「自家製の保存食で乗り切れば良いのよ!」」と教えてもらい、必要に迫られて(笑)徐々に身につけた自家製保存食つくりの技なんですが、先週末の突然の来客時も威力(?)を発揮しました。
チーズ以外は全部自家製の前菜w チーズ類は、我が家から歩いて2分のお店に主人を走らせて確保です。歩いて2分の距離に美味なチーズを揃えているお店があるっていうのもある意味スゴイ事だな、とは思いますが。。。
さらに、メインのお肉料理の副菜として添えたものも自家製のオイル漬け野菜だったりしました。サラダ作っている暇もなかったしw
食糧庫の中に並ぶ瓶入りの保存食。これが無かったら震えが来るわ、ぐらいの勢いでお世話になってます。(って、自分で作るんだけどw)
ちなみに内容はこんなカンジ。スキアッチャータはオリーブの実を潰して、種を除いてからスパイス類とオイル漬けした物。サラミは昨年作ったもので、カピコッロ(首の部分のサラミ、イタリア語ではカポコッロ)です。友人Gからいただいた春の香りたっぷりの自家製はちみつはでペコリーノやストラッチャテッラにかけて頂きます♡
こちらをつまみながら一杯♡している間にパスタをゆで上げて・・といった流れが普通かな。主菜になるようなお肉料理は「お客さんがウチでご飯」が判明した段階ですぐにオーブンにお任せしておけばOK♪
自家製保存食のお陰で、毎度の「突然の来客」が結構楽しくなりました。これから秋まで野菜の保存食つくりが始まります。今年もいっぱい作るぞー!