郷土料理&イタリア料理教室主宰の先生の、素敵すぎる和食レッスンに参加してきました。(写真多め)

もう何から何まで尊敬しているアコガレの長内美捕子先生。目黒区祐天寺でイタリアの家庭料理教室を主宰されています。
イタリア料理教室ピアチェーレ

コラボイベントとしてカラブリア州のお料理を紹介させていただいたりもしている長内先生が、な・なんと和食レッスンも始められまして。
インスタなどでため息物の毎日の食卓をチラ見していた私。一時帰国の時期とレッスン日がちょうど重なる!という奇跡もあって、第一回目のレッスンに参加してきました。
写真もの凄ーく多めでご紹介しちゃいますよ。イタリアンの先生の和食レッスンって?と言う方も必見ですー

まず。しつらえからして和食(←当たり前ですw

イタリアンの先生なのに、なんでこんなに和食器が?と言うほど素敵なお皿がごろごろしているらしい。。

時期が時期でしたので、大胆に活けられていたのは枝もの。
室内もお宅の外も綺麗な桜♡でございました。

レッスンは出汁の引き方から。
和食の基本はお出汁。イタリアに住んでいると、ほんっとーに痛感するんだけれど、和食の基本はお出汁です。
お出汁をしっかり取るとやっぱり出来上がりが違うんですよね。
出汁の引き方をしっかり見せて頂いて、さぁレッスンが本格的に開始です♪

春のお野菜をふんだんに使ったメニューで、下ごしらえは一緒に行います。
今回はうど・フキノトウ・そら豆・菜の花などなどの下ごしらえをコツを教えて頂きながら実地で作業。ほかにワカメやタケノコなどThe・春な食材を使いました。これは。。一時帰国者にはとてつもなく嬉しいラインナップ♡

私、お恥ずかしながらフキノトウの下処理ってあまりしたことが無くて。今回、初めて本格的(?)に下ごしらえしたように思います。
参加者のみなさんとワイワイしながらの作業で、これなら食材に初めて触る方でも色々学べて、自宅でも再現しやすいな、と思ったり。
和食レッスンのコンセプト:おそうざい以上料理屋未満、で地で行く内容でございました。

途中休憩もありますよ♪
作業が続くと意外と疲れる。ほっと一息。。

そして、いちいち器が素敵。この伊賀鍋、今使っているのが割れてしまったら絶対欲しいわー。背負って帰りたいわー。な土鍋なんですよね。。黒光りしてました。眼福♡

なぜその工程が必要なのか、の説明もしっかり入ります。
実地で学んで、理論も体得できる。うん、お料理も頭と体で覚えると忘れないですよね。

イタリアでいう所の前菜的なものが次々出来上がります。そして、美しく盛り付けされていきます。
参加者が盛り付け作業をお手伝いできるのも嬉しいところ。
特に和食って、盛り付け大事ですもんね。。。 

ちなみに1人前はこんなカンジになりました。
春ですねぇ♡

さて。この後に出て来るご飯ものは旬のタケノコをつかったお吸い物と鯛飯。
実はここでハプニングがありまして・・

鯛が大きすぎて土鍋からはみ出してるw
ぐにっと折り曲げて格納→調理されましたwww

木の芽の香りも豊かな、土鍋で炊いた鯛飯♡
なんてぜいたく♡

ちなみに、ご飯ものはこんなカンジ。
タケノコのお吸い物も、まぁなんというか・・写真から想像できる以上のおいしさでございました。ここでも春を堪能した、ってカンジ。

なんとお代わりもありましたよw

一息ついて。そして登場したのがこちらの重箱。
イタリアンの先生ですからね。食後のドルチェもしっかり実習いたしまして。

点てていただいたお抹茶といただくのは、この時期ならではな道明寺!
帰国前の和食材ショッピングで、思わず道明寺粉購入してしまったほど簡単&美味な和菓子です。
日本に住んでいたら、絶対春の間は作りまくるわ。。ってぐらい、簡単でびっくり。道明寺って買うもんだと思っていたので。。とにかくビックリ(矢印大切なので2回言いましたw)。

おなかいっぱい。おしゃべりもいっぱい。学びもいっぱい。
大満足な和食レッスンでございました。

お食事には日本の泡、を合わせて頂きました。
ニッポンのアワ。油断してたらびっくりするクオリティでございました。(ここでもびっくりw)

ワインから隙が無いのが長内先生の和食レッスン。毎日使われているお道具、毎日の食卓の様子がうかがえる、丁寧な内容でのレッスンでした♡
年に4回の開催の様ですよ。
くわしくはHPからどうぞ。
ピアチェーレ

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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