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お持たせ用のトローネ(Torrone)を作りました。

クロッカンテと並び、アーモンド&ハチミツのお菓子として大好きなトローネ(Torrone)。
養蜂をするようになって、好みの味のハチミツ(しかもBIO)がふんだんに手元にあるので…どうしても作りたくなります。

野菜を持ってきてくれる農家さんへのお持たせや、ちょっとした手土産にちょうど良く、本年もクロッカンテ同様、何回か作っているレシピです。

目次

材料は最小限です

トローネ作りに必要なものの中で、少し特殊なのがこの「オスティア(Ostia)」と呼ばれる白い板状の物。
小麦粉と水で出来ていて、お菓子用具屋さんで手に入ります。
それだけではベタベタなので、トローネはこのオスティアでサンドイッチします。ハチミツと砂糖でアーモンドを固めるクロッカンテとの大きな違いはここかな。

早速作ってみます

朴訥なお菓子なので、砂糖・はちみつ・バニラ・アーモンド・卵白が材料です。

レシピは色々あって、だいたい砂糖とハチミツが同じぐらい入ります。

前回アカシアの蜜だけで作ったら少し風味にかけたので、今回は栗が少し入った初夏の蜜とアカシアの蜜を混ぜて使用したら大正解。
アカシアだけよりもぐっと奥行きのある風味のトローネになり、ハチミツ菓子の奥深さを感じいる事に。何事も経験だなぁ…

ともあれ。まずはハチミツを温め、砂糖を溶かします。

常にかき回しながら、砂糖が溶けたらメレンゲも加えて練ります。
この時、ローストしたアーモンドはオーブンなどで保温しておきます。
練るの作業がトータルで約1時間ぐらい必要で、これが面倒くさくて自家製は一般的でないのかなと思いますが。自家製するととにかく美味しいので少量から作ってみて欲しい!

さ、1時間ほど練りますよ。ここは頑張るトコロ(主に夫がw)

粘りが出てきたらOKで、温めておいたアーモンドをざっと加えたら焦げ付きに注意しながら全体を混ぜます。
ここからは力作業になるので、できれば2人で交代しながら作業した方が良いかなと思います。

アーモンドががっつりハチミツと絡んですごーく重いです。
直ぐ焦げるので、極弱火でお鍋全体を力強く混ぜます。

ここは頑張るトコロ(2回目)。

カラメル状になる前に、予め耐熱容器に敷き詰めたオスティアの上に出します。
手を水で濡らし、平らになる用にぎゅっぎゅっと押すのですが…熱い。当然ながら激烈に熱いので火傷にご注意を。
私はおにぎりさえも上手に握れない猫舌ならぬ猫皮膚の持ち主なので(笑)我が家では夫の仕事です。がんばれ、夫。

平らになったらオスティアを全面が隠れる様に乗せて軽く手で押さえます。
あまりぎゅーぎゅー抑えるとオスティアが割れるのでご注意を。
常温で冷まします。

完全に冷め切らないうちに切ると、上手に切れるように思います。
パン切りナイフを使うのもお勧めです。

2日後ぐらいからが風味が落ち着いて美味になりますが、我が家で出る端っこや切り損じは、脇に待機しているつまみ食い班がガンガン消費してしまいます(笑
ほんっと美味しいので、自家製おすすめ。

お手伝いの楽しみ

トローネを作ったお鍋には、写真の様に大量のカラメルが残ると思います。
水に浸けておけばすぐに綺麗になるので、洗い物がすごーく楽なのが嬉しいのですが…

色々ともったいないので…我が家ではお鍋に牛乳を入れてカラメルを溶かしてしまい、後から温めてホット・カラメルラテにしてしまいます。
練る作業が結構大変なので、自分にご褒美…

お持たせ用はラッピングします

お持たせにする分は、これまたお菓子用具屋さんで手に入る…なんて呼ぶのでしょうか、飴とかを包む紙で一つ一つ包んでおきます。
結構地味な作業ですが、練る作業が大変だった分、丁寧に丁寧に包む自分がいて、普段はとことんガサツなくせにとそんな自分が少しおかしい。

はい。出来上がり。
幾つかまとめて袋に入れておいて、お勝手口にスタンバイさせておけば完璧です♡

なお自家用のトローネは、室温が高い場合は冷蔵庫管理が安心かも。
美味しいハチミツと良いアーモンドが手に入ったら、ぜひ作ってみて頂きたいお菓子です。
お試しあれ♡

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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