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カラブリア州お料理レッスンはこんな風にアレンジします

お陰様ですでに来春のお問い合わせもいただいている「カラブリア州お料理レッスン」。プロやセミプロの方のみならず、純粋にイタリア料理が好きで田舎料理が好きという方のご参加も増えてきて、「イタリアでお料理レッスンに参加すること自体が初めてなんですが。。」といった方もちらほら。

サイト(☆)をご一読いただいた後の「なんとなく理解できたけれど実際のところはどーなの?」といった不安が解消されれば幸甚です♪

カラブリア州は面積の大きな州な上に複合食文化圏。1人のマンマからレッスンを受けても、それはマンマの住むごく小さな地域の郷土料理を垣間見た程度だと私は考えています。

カラブリア州に「州の郷土料理は無い」の持論についてはこちらをどうぞ(

「これがカラブリア州の郷土料理レッスンです!」と言えるほど州の食文化がまとまっていないのがカラブリア州の魅力。ご滞在期間の内、出来る限り色々な地域に移動し、色々な場所の郷土料理に触れていただく機会を可能限り多く設けることで、カラブリア州という大きな州の食文化全容一旦を見て・感じて・食べていただきたい、という思いが基本にあります。

ご案内の途中には、郷土料理と切っても切り離せない食材の加工現場の見学を可能な限り入れるようにしています。ご要望が無い場合は、私の方から「こんな工房がありますよ」とご提案することもあります。もちろん、チーズは苦手だからパスとか、レッスンだけに集中したい!といったご旅程でもOKですよ♪

様々な州特産食材が出来る工程と、その食材が生まれた歴史的背景・文化的要素をご理解いただけたら、お料理への愛情もより深まるんじゃないかと。レッスン+試食・工房見学・移動がだいたい1つのセットになっており、それを繰り返す。。。といったイメージのご旅程を提案することが多いかな。

乾燥イチジク・ローザマリーナ・リクイリッツィア(甘草)・チーズ・サラミ類などなど、見学すべき場所は多岐にわたります。

「カラブリア州お料理レッスン」では、私が個人的にお願いしてレッスンを担当してくださっているマンマ・パパ・シェフたちが、それぞれの地域の特色ある食文化を教えてくれます。こちらのマリアマンマは、カラブリア州コゼンツァ県の北部山間部郷土料理がお得意。この地域ならではのお祝い用の1品を作っているところ。

彼女のレッスンの特徴は・・昔ながらの土間キッチンですw

レッスンメニューはご要望と、マンマたちの得意料理との兼ね合いを見極めながら決定します。こんなお料理が習いたい!などのご要望もどしどしお寄せくださいね♡

イタリアの食卓に欠かせないワイン。各種食材工房とは別に、私個人が「ここは面白い」と感じたワイナリーさんを中心にご案内しています。もちろん有名ワイナリーさんも見学可能。一応ソムリエの私が見学中しっかり通訳いたします。

カラブリア州は古代ギリシャの時代から赤ワインの一大生産地。DOCGが無いため日本では知名度に掛けますが。。。ワイン作りが染みついた州なんです。

見学は通常試飲付き。畑の土に触り、ブドウの生育状況から見ていただくことが可能です。

基本的に、特別なご要望が無ければ同じマンマのレッスンを2回入れることはしません。これも、短期間に様々な地域の郷土料理に触れていただきたいから。

写真はトロペア近郊のマンマ、アンナさん。農家の娘として、2児の母として一族のキッチンを任されているマンマです。トロペア近郊は私の住むコゼンツァよりも温暖で、小雪が舞う事すら稀。温暖な地域だからこその野菜の使い方や豚肉の加工方法がある地域で、お料理の名前も彼ら独特の呼び方をします。

アレンジによっては最高1日に2人のマンマのレッスンを入れることが可能。食べまくりの日になるので、ズボンのひもはゴムがおススメですよw

レストラン料理も知りたい方には、レッスンの合間などにご案内します。家庭料理とは一線を画するレストランの1品を見るのも、また一興。

マンマのお料理は大皿料理になりがちなので(笑)、実践的な盛り付けなどはレストランの方が参考になると思います♪

カラブリア州内のあちこちにコネがあるので(笑)、普段見られないような作業もこっそり見学可能だったりします。

お問い合わせの際は、ざっとご到着日、どちらからご到着されるのか(ローマから来ます、とか)、そしてご出発日とどちらに向けて出発されるのか(カラブリアの後にナポリに行きます♪とか)をご連絡いただけるとご旅程の提案がしやすくなります。

特にカラブリア州滞在後にどちら方面に出られるのか、例えばそのまま帰国するのか・イタリア国内の別地域に行くのかなどをご連絡いただくと、移動ロスの無いご旅程案を作れます。

案はもちろんたたき台。ここからご要望を伺いつつ、オリジナルなコースを一緒に作り上げましょう♪

 

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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