ブログ全体で記事のリタッチ中です。しばらくお見苦しい状態ですがご容赦ください

カラブリア州を訪問するなら~お勧めの服装は「たまねぎ」~

頂くご質問の中で多いのが「今度カラブリア州を訪問するんですが、服装は?」といったもの。南伊カラブリア州は日本と比べてどのくらい暖かいのか/寒くなるのか計りかねている方が多いように思います。「狂った」と称されるほど天気が乱れる3月がやっと終わるところですが・・カラブリア州を訪問される方にお勧めの服装は、

「たまねぎ」になれ!というもの。

は?たまねぎ??って思いますよねw

これ、薄めの物を重ね着して気温によって調節しやすい恰好をしようね♡っていう、この辺りの言い方です。脱ぎ着しやすい服装を玉ねぎの皮に例えた、なんとも田舎らしい言い回しw

ところで、コセンツァ市では先日雹が降りました。3月も末なのに、どうなの、これ?

カラブリア州は山間部が約7割と言われている、意外と山岳地帯の州です。山間部をぐるりと海が取り囲み、海岸線は約800㎞もあります。

海岸線にそって平地が広がり山間部内には盆地(高原)が広がっている、という地形。高原地域は日本の軽井沢に近い気候で、夏場でも夜は冷涼。長そでが無いと夜の外出は出来ない場所がけっこうあります。

海岸部の平地では、現在桃の花がそろそろ満開♡な春爛漫な陽気。桃の花、ぷっくりしていてかわいいですよね♡

でも・・・

山間部ではまだ絶賛「冬満喫中!」だったりします。春や秋の平地と山間部の気温差は約15℃~20℃もあります。特に今年の山間部は積雪に恵まれ、夜の最低気温もそれなりに下がったので雪がいつまでも残っている=底冷えがする日が続きました。

南伊だから、カラブリア州だからどこでも常春♪という訳ではないんです。

超厚手のコート一枚で防寒しようとすると、この気温変化に対応しきれません。一番良いのは、薄手のコート&薄手のダウン、カーディガンなどの羽織れるもの&薄手のニットなどの重ね着。マフラーも幅が広めで本当に寒いときは頭の方まで防寒できるタイプの物が重宝です。

ちょこちょこ脱ぎ着をしないと汗をかいて、風邪ひきますのでご注意を。


平野部でも高原地域でも、日中お日様があれば気温はぐんぐん上がります。冬季でも最高気温15℃程度になる地域もあり、それで「カラブリア=暖かい場所」なイメージがあるのかな?といった印象。で、夜に意外と冷え込んで、みなさんびっくりされるんですよね。。

私がご案内している場合は羽織れるもの等をお貸しできるですが。。。。風邪をこじらせてしまって病院での対応でお会いする方もいたりして、カラブリアの夜は夏でも冷えるところがあるんだよ!っていうのは周知していただきたいなーと思っています。


というわけで。

カラブリア州を訪問するなら、重ね着OKの薄手の物を何枚か準備ください。気温が上がるときはほんっとーに暑くなるし、その日の夜はがくっと気温が下がると思っていただいてほぼ間違いないです。

夏場でも、特に山間部に行かれる場合は日本の山を思い浮かべていただければOK。冬場は寒さよりも日中の暖かさに対応できる服装を考えていただけると良いと思います。

 

快適な服装で、快適&楽しい旅を!

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

お問い合わせはお気軽にどうぞ

目次