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クリスマス菓子試作第二弾。今度はピッタンピリャータ

引き続き、時間の有る際にクリスマス菓子試作中の我が家。今回はピッタンピリャータを作ってみました。実はこれで3回目w

カラブリア州北部コゼンツァ県のクリスマス菓子ピッタンピリャータ(pitta’mpigliata)。よく、中部カタンツアーロ県のピッタンキューザと間違えられますが、まったく別ものですま、似てるっていえば似てるんですがw 本来作られていた時期や色々とこだわりの部分が異なります。

ピッタンキューザをコゼンツァやレッジョカラブリアに持ってきて「これがカラブリアのクリスマス菓子」なんて言おうもんなら。。鼻で笑われるか「この人、大丈夫かな?」と心配されるのがオチ。逆もまたしかりで、くれぐれもお間違えの無いようにw

コゼンツァ人にとって欠かせないこのピッタンピリャータ、11月に入ってから何度か試作、というか思い出す作業(?)を重ね、まぁまぁな仕上がりになってきました♪ 試作品を食べさせられる友人たち・一族の皆様にはご迷惑をおかけしているんですが。。。これもクリスマスの為、頑張って犠牲になっていただいております♪

カラブリア州をご案内するLa Terra del Sole()でも人気のメニューです♡

この一品だけはお願いする人を決めていて、ピッタンピリャータを担当するのはエミ子ことエミディオパパ。私が食べた中で、ダントツに美味しいピッタンピリャータを作ります。

今年もたくさんの方にメニューをお渡しすることが出来、日本でも「ピッタンピリャータ」が少しずつ広まればよいな♪と思う次第。12月中旬までピッタンピリャータのレッスンが入っていて、皆さんの関心の高さに驚くやら嬉しいやら。。

作業自体は簡単なので、私の課題は生地の雰囲気と味なんですが。。。これが意外と難しいんですよね。

やっぱりモスカートでないとしっくりこないというか。。
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このお菓子、サーブするお皿の大きさに合わせピッタンピリャータのサイズも調整します。レッスンでは2つの成型方法をご紹介していますよ~♪

12月初旬から始まるクリスマス期間中、私も何種類かの形に成型してつくります。迷ったときはエミ子にアドバイスをもらいながら、ですけどw

ピッタンピリャータは試作4回目で満足できるものが出来たのでヨシとしよう。。。

 

La Terra del Sole()でピッタンピリャータ担当のエミ子はテーブルセッティングした際の様子まで想定しながら作りますが。。。彼はもちろん例外w 田舎の郷土菓子なので気軽に作りませぅ♪

ところで。先日の試作トゥルディッリ(☆)の出来がいまいちだったので、とか言いつつ、主人がお土産と共に帰宅。仕事部屋に持ってきてくれました。

主人公認・こちらが本物のトゥルディッリでございますw

少ないのは量産できないものを強引に頂いてきたからー!

こちら、イチジクの蜜とはちみつを合わせて作ったシロップ漬けの友人A作。主人の古い友人で、主人よりもかなり年が上のAさん、お料理はあまり好きでないけれどトゥルディッリは評判の物を作っちゃうという、不思議な方。

生地のカンジと言い、シロップの出来具合と言い、私の理想の一品でコレを目指して数年経ったけれど、まだまだ足元に呼びません。レシピはもらっているのに、おかしいなぁ。。。

田舎菓子はぜーんぶ目分量なので。。。やっぱり最後に物を言うのは経験!ってこと?

ともあれ。今年のクリスマス菓子は去年のものよりも美味になるよう、あと数週間頑張りまっす!

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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