コセンツァ市のほぼ中心部にカトリック教会系の慈善団体が持っている土地があって、そこで毎週土曜日に開かれているメルカート(市場)。ひっそりと経営されているのでコセンツァ人でも知らない人がいるくらい、なんですが。。色々と変な物(笑)が見つかるので最近ちょこちょこ覗いています。
見るからに怪しい(笑
元々は慈善団体が資金集めのために古着などを売っていた、らしいんですが・・段々と「物を売りたい人」が増えて今の形になったとか。いわゆる治外法権的な雰囲気がなんともステキで、でも中にいる人たちは皆さん親切ですよ♡
農薬などを使わずに作っているけれど、BIOのマークを取得するにはお金がかかりすぎる、といった、超・小規模の農家さんなどが軒を連ねています。
学校もろくに行っていない(行けなかった)農家さんも多いけれど、農薬のこと・関連法などにめちゃくちゃ詳しい人もいたりします。野菜はとにかく旬を追ったラインナップで、どれも美味。お値段は・・少し高め。これは仕方がないかな。
毎回行くたびにその日に採れた野菜を並べていて、なんか好感持てるわー
そして、たまーに有志がランチを振舞ったりしています。この日は地場産小麦を使ったニョッキと揚げ物を作っていました。
食材はメルカートに出展している人たちからのカンパ、売り上げは慈善団体に寄付されます。この慈善団体、カトリック教会系の団体で、主に知的障害のある人たちの「働く場」を作る事に熱心。南イタリアでは大変難しい活動なんですが・・メルカートに出展している人たちも売り上げの何割かを寄付しているみたい。
こういうメルカートは応援したいな、と思います。野菜も美味しいし♡