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シンデレラフィットがここに。オシャレだった義父の形見の煙草入れを「すいません」な方向で再利用中

若かりし頃のお姿は映画俳優か何かにしか見えない義父(故人)は大変なおしゃれさんだったようで、今でもコセンツァの紳士服屋に行くと「あぁ。彼は・・」とお話を伺えたりします。そして進まない我々のお買い物。。。

仕立てさせたスーツ&シャツなのは当たり前だった世代。裏地にコダワル、そんなお洒落さん。しかも生地を選ぶのに相当時間がかかったらしい。義父らしいなぁ。

カフスボタン一つ選ぶのにも大騒ぎだった(義兄談)義父の形見分けも先日やっと終了し、我が家に来た物の中にこの煙草入れがありました。主人の記憶にもある、いつも義父が持っていたものらしい。当時のたばこサイズに合わせ、長辺が7㎝程度しかないこの小さな銀細工が我が家に来た際の主人のリクエストは「日常生活で使いたい・見たい」でした。

たばこ入れとして使うにも、小さすぎるし我が家にタバコを吸う人はいないし。どーしたもんかなーと悩んでいたら。。思わぬところに使い道がありまして。

我が家の書斎の一角、私のデスクの背中側にこんなスペースがあります。気分や季節で替える額入り手ぬぐいと、その前の小さな鉢。お正月はやっぱり富士山ですよね♪

で、ココで凄いものがシンデレラフィットしたんですよ。何かというと・・

お香(笑

日本のお香がぴったりサイズなんです。きっちきちに入るのではないので、折れずに取れるのもポイント♪

我が家では朝の掃除後にお香をたく習慣があって、特に寝室と書斎は換気後に必ず焚きます。お香は基本的に日本の物。寝室用・書斎用と分けているけれど、この書斎用のお香が煙草入れにぴったりだったんですよ。しかもちょうど1箱分のお香がぴったり入るって。。。どれだけシンデレラ?

と、いうわけで。緑系の鉢の中はこんなカンジになっております。

お香とお香入れになった義父の煙草入れと。そして、この家の昔の鍵。←鍵ってイタリアでは縁起物なんです

精巧な細工のしてあるこの煙草入れ。まさかの用途で毎日活躍中。私も毎日手に取るし、主人も必ず通る場所に常に置いてあるので。。。ふっとした弾みに義父や義母を思い出すコーナーにもなっています。急逝されたので一緒にいられる時間が少なかった義父だけれど、この煙草入れを見るたびに蘇る、あの大好きだったニヒルな笑み♡

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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