ブログ全体で記事のリタッチ中です。しばらくお見苦しい状態ですがご容赦ください

小さな村の偉大なレストラン・Ristorante di Alia(リストランテ・ディ・アリア)

2023年11月追記
コロナ以降、だいぶ変わったと複数のタレコミありました。(私は未確認」

カラブリア州コセンツァ県の北のはずれ。ほぼバシリカータ州との州境の村にひっそりあるのがリストランテ・ディ・アリア。
しばらく前からアメリカ方面から熱烈な評価を受けている、カラブリア州料理がベースのレストランです。

私がココを好きなのは、州産ワインのビンテージのコレクションがあるから。
予め指定したビンテージを開けておいてもらって、時間を見計らってレストランに到着し、ワインに合わせたお料理をつまみながらちびちび飲む。
こんな使い方をしています。

お料理も、姿勢を正して頂く難解なお料理、というよりもワインと一緒につまむカンジのお料理で、ワイン好きにはお勧めですよ。
特に垂直飲みがお好きな方。併設の宿を予約して、飲み明かすのが最高でございますw

ドルチェにほぼ外れが無いのも嬉しいですね。
食材の組み合わせなどに目新しさはないですが、安定の味で安心です。
気取ったディナーよりも、友人たちとワイワイ楽しいひとときにぴったり(だと思います)。

シェフのガエターノさんを生前の義父がひいきにしていて、仕事で近くを通るたびに寄っていたんだそうですが・・人気が出るごとにハイセンス化し、当時とは少し異なったお料理を出すレストランになりました。
ついでに最近、奥様が義母の方の遠い親戚筋に当たる方だ、というのが判明しまして、苦笑いです。

少し天井が低いのが気になるのと、ちょっとレトロな内装、どなたかがマッキントッシュとかカッシーナ好きなんですね、という家具のチョイスがアレですね・・好みが分かれそうですw

シェフがアメリカの某レストランを監修したり、某雑誌に取り上げられたりしたので、そちら方面のお客さんは多い印象ですが、背広にネクタイ・・というよりも、相当カジュアルダウンしていて大丈夫。
特にランチならジーンズでぜーんぜんOKな気軽さでございます。

一応カラブリア州のお料理がベース、と言う事になっていますが、お客さんの層に合わせてアレンジしてあるので「The・郷土料理!」といったカンジではありません。
日本人の大抵の方にとっても、なじみのあるイタリアのお料理で食べやすい中にカラブリア風味の何かが潜んでいて、面白いと思います。

僭越ながらマイナスな点として、近年、ちょっと迷走気味なお料理に戸惑うことも多々あります。

いつ行っても明らかにイカンカンジのお料理(特にプリモ(パスタ料理)に多い印象)が地雷の様にメニューに入っているし、実際コレはダメだろう。。という茹で加減でパスタをサーブされた友人もいまして、メニュー選びは慎重にした方が良いカンジ。

これは全く蛇足ですが、特に奥様が州内の若手シェフを目の敵にしているらしく、夫氏が遠い遠い親戚(?)という気軽さからかテーブルに来てまで愚痴るのはやめて欲しいです。
カンジが悪いし、興味ないし。静かに食べさせて。(って毎度言うのに聞いてくれない。健忘症か 涙)
この他、奥様関連でちょっと。。。という体験をしたと言うご報告がちらほらとありますので、まぁご留意ください。

Il Ristorante di Alia
via Jetticelli 55, Castrovillari (Cs)
要予約
車が無いと不便な場所ですが、グーグル利用で問題なく到着できます。
宿も併設(お湯が出にくかった、などの苦情がちらほらと届いておりますのでこの点についてもご注意を。朝食は美味しいらしいよ♡)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

お問い合わせはお気軽にどうぞ

目次