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復活祭のお菓子はパスティエラ・ナポレターナ(Pastiera Napoletana)

ナポリが元祖のパスティエラ・ナポレターナ(Pastiera Napoletana)。大麦を牛乳で煮たもの、カスタードクリーム、リコッタクリームを合わせて作る超カロリー爆弾な詰め物をして焼き上げる、いかにも王様がいたリッチなナポリらしい復活祭のお菓子です。

チェードロ(シトロン)の皮の砂糖漬け、オレンジの皮の砂糖漬けなどもたっぷりと使い、隠し味にちょっと意外な香辛料が入ったりします。まぁこの辺りは各家庭で色々なレシピがあるんですが。

私の住むカラブリア州コセンツァ県は、ナポリ王宮文化と大変関わりが深いところ。なので。。。当時の名残から、コセンツァ市では復活祭にパスティエラを焼く家庭が多いんです。

まぁ雑なイタリア人でも作れるイタリア菓子なので(笑)、そんなに難しくありません。

材料を混ぜ混ぜすれば基本的にOK。中に詰めるためのクリーム各種を作るのがちょっと手間ですが。。。

パスティエラ、とてつもなく卵を消費しますw

意外と少ないのがバター(もしくはストゥルット)と牛乳かな。

タルト生地に似た生地を使います。生地を作って休ませている間に詰め物を作っちゃうカンジ。

適当に模様を付けたらオーブンで低温でじっくり焼き上げますよ♪

・・・・。最後にちょーっとコガしました(汗

ま、最後に粉砂糖をふりかけるので気にしない気にしないw

詰め物を作るのに結構手間がかかるので、我が家は少し多めに作ります。

左上段から、復活祭用・差し上げる用。クッキーみたいなのは、タルト生地と詰め物を使ってボッコノッティ風にしたもの。大失敗したスフレみたいなのは(笑)、詰め物をココットに直に入れて上だけにタルト生地を乗せたもの。

全てに粉砂糖を掛ければ完成ですが、最低1日は休ませてから頂きます。なので。。。カレンダーとにらめっこで材料を揃えたりしていますw

爆発スフレ(笑)は、復活祭前日の朝食として頂くのが我が家のルール♡ あ、味見ですよ。味見!

今年はかつてなく美味に仕上がり、主人をはじめ復活祭の食卓を囲んだ方たちから褒めていただきました♡ 褒められるといくつになっても嬉しいですね♡

今年も無事に復活祭を迎えることが出来ました。さぁ、これから夏休みまで一気に駆け抜けます~

 

 

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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