第二次世界大戦の頃、イタリア各地にも作られた強制収容所。ヨーロッパの政治中枢からはるかに遠い場所に思えるカラブリア州コセンツァ県には、ヨーロッパで最初にユダヤ人のために作られた収容所 (Il campo di inter…
カラブリア州の強制収容所・フェラモンティ(Ferramonti)強制収容所

第二次世界大戦の頃、イタリア各地にも作られた強制収容所。ヨーロッパの政治中枢からはるかに遠い場所に思えるカラブリア州コセンツァ県には、ヨーロッパで最初にユダヤ人のために作られた収容所 (Il campo di inter…
カラブリア州コゼンツァ県コゼンツァ市。ここから車で30分で到着するのがシラ国立公園です。高原地帯のシラ国立公園内には初心者~中級者用のトレッキングコースが多数完備されていて、先日は自然博物館やシラ国立公園内の動植物につい…
カラブリア州コセンツァ県北部に、だいぶ前に放棄されたちょっと有名な修道院跡があります。廃墟なんていっぱいある州内で、この修道院跡がなぜ有名なのかと言うと・・ 高速から思いっきり見えるから。廃墟の下にトンネルが作ってあるの…
カラブリア州シラ国立公園。1500m級のなだらかな高原地帯が続くこの地域では、長らく酪農が盛んにおこなわれてきました。 冬期はがっつり積雪もするこの地域の生活必需品だった羊毛。羊毛を取るための羊の飼育も各家庭でおこなわれ…
イタリア最大でカラブリア州とバシリカータ州にまたがる広大なポッリーノ国立公園(Parco nazionale del Pollino)とその近郊をふらふら。ポッリーノ国立公園界隈は、最高峰・ドルチェドルメ(Dolcedo…
カラブリア州には豚肉加工品(サラミ)のDOPが4つもあって、州内の各地にそれぞれ特色のあるサラミ作りの伝統があります。 豚と言うと「くさい」生き物な様に思うのは大きな間違いで、実は、彼らは非常にきれい好き。「くさい」のは…
カラブリア州特産品の一つ、リクイリッツィア(甘草)。カラブリア州コセンツァ県のロッサーノという村近郊で採れるリクイリッツィアは世界最高品質とされ、古くからこの辺りの重要な家内工業でした。近代工業化やグローバル化の波の中で…
という訳で、コセンツァから車でだいたい1時間のシラ国立公園内『シラの巨人(I Gianti della Sila)』に会いに来ました。 レストランなどが集中するカミリアテッロ村からも少し離れているのですが、場内入口前にア…
カラブリア州を代表する作家でアルブレーシュなカルミネ・アバーテ(Carmine Abate)。彼も頻繁に帰省する故郷がカラブリア州クロトーネ県のカルフィッツィ(Carfizzi)村です。 この村のメインストリートから1本…
カラブリア州を代表する作家の一人、カルミネ・アバーテ(Carmine Abate)。1954年生まれの彼はカラブリア州の東側、クロトーネ県内のイオニア海を臨む丘の村で生まれ育ちました。 抒情的でどこか貧しさゆえの救いが無…
カラブリア州クロトーネ(Crotone)県の観光名所・Le Castella(レ・カステッラ)。岬から突き出した土地に作られたこの建造物、今の形になったのは14世紀ごろと言われているけれど、そもそもはオデュッセイアの伝説…
6月も中旬を過ぎて、さすがに熱くなってきたカラブリア州。この時期になると、時間さえあればワンコ連れでコセンツァの裏山・シラ国立公園に遊びに行きます。 シラ国立公園まで我が家から車で30分。しかも渋滞知らずな州道は大変運転…
写真のオリーブの樹、なんと樹齢が600年以上ある古木です。なぜ切ってないのに樹齢がわかるのか? それは・・・古書に記録が残っているから! なんとこの樹、600年ほど前にオスマントルコから逃げてきたバルカン半島地域の貴族が…
カラブリア州はそろそろ夏の日差しがやってくる頃。気の早い北欧や北米からの観光客はもう海に入っています。 カラブリア州最大の観光地・トロペア(Tropea)も日々観光客の数が増えてきていて、でもさらーっと村を見るだけの模様…
コセンツァ市の旧市街地のてっぺんにそびえるのがCastello Svevo(カステッロ スヴェヴォ)。お城自体は12世紀前半の建築です。一応スタイルとしてはゴシック様式。 コセンツァは陸上交通の要衝として古くから栄えた場…