Vinitaly and the city(Calabria in wine)へ行ってきた

カラブリア州北部在住民には夏の風物詩となっているVinitaly and the cityへ行ってきました。
暑いので日暮れごろに開演し深夜までオープンする、Vinitalyのカジュアルバージョンなイベントです。

目次

Vinitaly and the cityとは

イタリアのワインの祭典と言えば春のVinitaly。
このVinitalyがヴェローナを飛び出し、夏の間に各地で開催されるのがVinitaly and the cityです。
VinitalyがThe商談の場であるのに対し、夏のお祭り的な位置づけなのがVinitaly and the city。

出展者も地元ワイナリーが多いのが特徴で、本年カラブリア州内ではシバリ市とレッジョカラブリア市で開催されます。

Vinitaly and the city Calabria in wineへの行き方

Vinitalyのサイトから、本年開催されるVinitaly and the cityの情報を見ることができます。

私が行ってきたのはシバリ(Sibari)の古代ギリシャ遺跡の中で開催されたもの。
車利用の人は、駐車場スペースが限られていることから近郊の駐車場(4カ所)に停めてシャトルバス利用が必須となっていました。
駐車場は、サイト上に情報が出ている中から都合の良いところを選べばOK。
駐車場近郊には「Vinitaly and the cityの駐車場はこちら」の道路標識も出ていてわかりやすかったです。

駐車場からはシャトルバスで会場まで移動。
エアコンがきんきんに効いた大型バスが、15分間隔で運行していました。

公共交通利用の場合、近郊の電車駅からもシャトルバスがでていたようです。

Vinitaly and the City会場内の様子

入場は有料で、ワイン3杯分付き入場券は公式サイトからあらかじめ購入しておくとかなりお安くなります。
入場口で券の確認と、ワイン引き換え用トークン、ワイングラスを受け取ります。

例の、首から下げるタイプの袋に入ったグラスがなんとプラスチック製で、こんなので飲めるか、世知辛い世の中になったものだと嘆いているソムリエ仲間にココで出会いましたが、Vinitalyと違い、地元の夏休み的なイベントなので…許してあげて…


なお、別に購入しておく必要があるフードの券もここで引き換えです。

このワイン用トークン、会場内に結構落ちていたので…取り扱い注意なのかなと思います。
あと、この入場手続きに5分ほど並びました。
我々が退場した23時過ぎにはさらに長い列ができていたので、時間配分大切です。

会場内は、足元がとても配慮されているけれど、平坦ではないので歩きやすい靴で大勝利しましょう。
そして結構暑い&蚊がぁぁぁ!
本家Vinitalyに比べて会場はずっと狭いので、ゆっくり外周を1周しても10分くらいですべてのスタンドの概要がつかめます。

出展ワイナリーのリストや会場マップがなかなか出てこないイタリア仕様なのもご愛敬なサイトで大変使いにくいのですが、やっと出てきた会場内見取り図はこんなカンジ。
中央部分にワイナリーが固まっていて巡りやすかったですが、それぞれのスタンドが小さくて、生産者たちとゆっくりお話しできない雰囲気だったのはちょっと残念でした。

マスタークラス開催会場、オイル会場、コンサート会場などなど、小さいながらも色々と詰め込まれています。
コンサート目当てに来訪する人も多いようで、早い時間帯からステージ前で待っている人たちも多数見かけました。

フードのエリアは意外とこじんまりとしていて、これは晩御飯後に遊びに来る人を見込んでいるイベントなのかな、と。
座る場所が少なく、ほぼ皆さん立ち食い状態でした。
パスタやピザ、パニーニからセコンドとなるバカラ(塩鱈)のフライヤお肉料理、カンノーロなどのドルチェまで、出展数は少ないもののバランスよくまとまっていたように思います。

お水を購入できるスタンドが1つしかなく、こちらも大行列。
水筒持ち込みは大丈夫そうだったので、準備万端で向かうと大勝利です。

犬の入場もOK。
超大型犬や「獰猛」と言われる犬種には口輪必須、リードの長さは80㎝までなどルールはありますが、ワンコも参加できるイベントです。(夜でも30℃くらいと蒸し暑くなる地域なので、暑さに強い犬種なら参加しても良いのかなと思います)

全体的に、入場料は必要だけれどよくある南イタリアの夏祭りを大きくしたようなカジュアルなイベントです。
警察、軍警察などの展示もあり、某イタリア社が提供する最速警察車両や、なんだか排気量がすさまじい大型二輪、警察犬などもおさわりOKになっていて、警邏中の制服組も多く会場内の治安も大変良かったです。

明らかにイタリア人ではない訪問者も多く、観光客でもにぎわっていた印象。
安心して楽しく夜更かしできるイベントとして綺麗にまとまっているので、開催地のワインに興味があってちょっと訪問してみようかな、といった旅行者にはお勧めできるイベントだと思います。

Vinitaly and the City Calabria in wine

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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