精進料理の藤井まり先生・家庭料理の冨士田かおり先生をお招きし、カラブリア州始まって以来と言われた「和食をしっかり伝える会」。6月中を和食月間とし、アルトモンテ村のBarbieri家の協力の元で開催することが出来ました。
遠路はるばるカラブリア州までおいでいただいたまり先生とかおりん先生、本当にありがとうございました。
参加者さんの許可が無いので運営側の写真だけですが・・イベントの様子をご報告します。
精進料理のまり先生。直前まで食材が届かないハプニングがありましたが・・調味料両刀使いで後れをカバー。
心強い助っ人・Aちゃんのおかげもあって、私は説明に専念することが出来ました。精進料理は歴史・理念から勉強することも多く、説明事項もそれ用カンペ(笑)も山盛り。
結構スルドイ質問もあったりで。。ほんっと助かりました。。
そしてまり先生は相変わらず二刀流。。
レッスン後は和やかに会食、写真撮影となりました。
実はレッスン後にも参加者の一部の方から熱心な質問をいただいたりで、開催したこちらが逆にびっくり。
カラブリア州だから、田舎な州だからと思っていてはいけないなーと認識を改めましたです。。
まり先生と同行されたアシスタントのYさんには、空いている時間に少しだけカラブリア州の観光などもしていただいたり♡
実は、バルビエリ夫婦とまり先生は日本で会っているんですよね。パパさんことエンツォさんもママさんことパトリッツィアさんも、再会を非常に喜んでいただけた会となりました。ご縁ですねー
そして後半は、大阪のかおりん先生こと冨士田かおり先生の家庭料理レッスン。大森屋さんの暖簾が素晴らしいです。
割烹着なしで非常に動きにくかった浴衣を止め、まり先生からいただいた作務衣で説明係をしてみたりw
まり先生、ありがとうございます♡
絶対美味しい竜田揚げ、かおりん先生のライフワークな出汁巻き卵、イタリア人が絶対習いたい巻きずしなどなど、家に帰ってすぐに実践できる系のレシピで構成された家庭料理レッスンでした。
そしてまたしても食材が届かないと言う(笑
新鮮な魚を使いたかった今回のレッスンは、魚の水揚げが遅れる→アルトモンテ到着が遅れる→予定時間に会場に届かない!なドキドキな状況だったんですよ。。。今度は鮮魚使うのやめましょうね、先生w
各メディアにも取り上げられ、地元では地味~に盛り上がることが出来たと思います。
まさかの団体さんの貸し切り予約キャンセルなど、オーガナイズする側の胆力も試された感のあったイベント月間。
渡伊してくださった先生方とサポートしてくれたAちゃん、そしてバルビエリ家のご協力でなんとか終了することが出来ました。
協賛いただいた在伊日本大使館にも大・感謝です。
今後、またこのような機会があるかは現状不明だけれど、なんちゃってな和食もどきが幅を利かせるカラブリア州において、少しでも「和食」の世界と哲学、私たち日本人の食べるという行為に対する考え方を伝えることができていれば。。と思います。