カラブリア州内、この記事を書いている28日の段階で感染者は出ていませんがあちこちで影響が出ています。
病院施設が完備していない、いわゆる田舎の町村区域では、感染者発生地域に訪問した人・住んでいる人を町村エリア内に入れない決定をしているところが出てきています。
医療インフラがダメダメ&高齢化が進んでいて、仮に感染者が発生した場合に対応できない!というのが切実な理由だと思います。
このような地域では、町村区域にそもそも立ち入れないよう、町村の入り口となる道路上で検疫している所、主に宿泊施設に向けて宿泊者情報をしっかり把握する様に罰則規定を設けている所など対応はさまざま。
日本からの旅行者が一番困るのは、予約があるのに村に入れないとか、予約があるのにその場で宿泊キャンセルになってしまう事だと思います。
実は私、2月に入ってから実際にこのようなケースの対応をしていて、恐らくカラブリア州内のみならずイタリア国内あちこちでこのように「行ってみたけど困った!」というご旅行者は結構な数に上るんじゃないかと思っています。
と言う事で、
すでにカラブリア州内に入られている方で、対応に困っている・日本語アシスタントが欲しい、と言う方。無料で対応しますのでご相談ください。
なお、対応にコセンツァ市の自宅から車で移動しなければならない場合や宿泊を伴う対応の場合は、移動費・宿泊費などの実費のみご負担ください。
カラブリア州内は拠点となる病院(カタンツァーロ)の元で、コセンツァ中央病院、レッジョカラブリア中央病院に感染症対策のトリアージができる救急外来がすでに準備されていて、感染者発生時の対策は。。。一応できているようです。
春のお祭りやイベントが軒並み中止になってしまってはいますが、州内は比較的落ち着いていると思います。
どうぞ安心・安全な旅を心がけてくださいね。