カラブリア州を代表する作家でアルブレーシュなカルミネ・アバーテ(Carmine Abate)。彼も頻繁に帰省する故郷がカラブリア州クロトーネ県のカルフィッツィ(Carfizzi)村です。
この村のメインストリートから1本入ったところに、アバーテ本人も設立に協力した資料館的な場所があります。

建物の外にこーんな看板が出ているので一発で分かります。
鍵は村役場の人が管理しているので、まずは村役場に顔を出しておくとGood。村役場はメインストリート沿いの青灰色っぽい建物です。

館内、アバーテの作品群が並んでいます。アバーテの作品は世界各国で翻訳されているので、各国版のカバー(見本)も。日本語版もありましたよ。

アバーテ手書きの資料や彼の愛読書なども展示。作品の由来や受賞時の写真の展示もあります。
村の図書館も兼ねた建物だけれど、アバーテ関連の展示は1階部分と2階部分に集中しています。風光明媚なテラスもあって、アバーテが帰省時にはココで朗読会なども開催されるんだそうですよ。
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Carfizzi/作家カルミネ・アバーテ(Carmine Abate)の故郷カルフィッツィ
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実はワインの生産地・チロ(Cirò)にも大変近い場所なので、ワイナリー巡りしながら訪問するのも可能。丘の上の村だから、暑い夏でも木陰は過ごしやすく、この村に宿を取って周囲のワイナリーを見学しつつアバーテの世界に浸る・・なんて旅も良いですね