早朝の国立公園で黒トリュフ&ポルチーニ探しWithポルチーニ犬

カラブリア州とバシリカータ州にまたがるポッリーノ国立公園(Parco nazionale del Pollino)はイタリア最大の国立公園。2400m超級の山が連なる厳しい自然の中で育まれた、世界でも大変貴重な独自の生態系を持つ森が自慢です。

先日、チヴィタ(Civita)の友人宅に泊めてもらってみんなでワイワイ行ってきたのは黒トリュフ&ポルチーニ狩り。早朝出発し、海抜1800m位のところを4時間ほどハイキングしてきました。

それにしても、イオニア海の朝焼けは素晴らしい。静かに太陽が出て来るのを待つ気分になりますよ♡

トリュフ犬は以前もご紹介したマッキアちゃん(2歳)。遊んでいるところを捕獲されました(笑

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「石を持ってくる遊びは大好きだけど、最近ちょーっとトリュフ探すのが苦手になっちゃった。テヘ♡」らしい。オイオイ、大丈夫か?(笑

9月の、下界は30℃ぐらいになる日でもココは涼しい・・というか寒いです。風があると体感温度で12℃ぐらい。長そで&フリース来ていてちょうど良いぐらいでした。

ガイドもしてくれた友人Sが準備良くフリースとビニールのジャンバーを人数分持って来てくれていて助かりました。これが無かったら動けなくなってたぐらい寒かった。。

森のあちこちで野生のシクラメンがもう満開を迎えていました。

※個人でトレッキングされる方も、夏期の装いには特に気を付けてください。マジで寒いですよ。

本日のガイドには友人Sの他に、彼のおばちゃんで人間GPS(命名・Pさんw)なマリアさんも参加。深い森の中に入っても絶対迷うことの無い方です。しかも「キノコのニオイを感じる」とかスゴイこと口走って実際ポルチーニとか探し出してきたり。何者??

友人宅にいるとデレデレの愛玩犬しているマッキアちゃんも、外だと意外と凛々しい♡

飼い主である友人Sが立ち止まると、彼の周りの土地を放射状に探索開始。黒トリュフを見つけると前足でざっくざくと掘って主人に知らせます。

飼い主が突然地面をザクザクして掘り出したのが綺麗なオーブリ(Ovri・セイヨウタマゴダケ)というキノコ。生でサラダにしても美味なキノコが結構収穫出来ました♪

で、肝心の結果ですが。。。。。。。。。。

。。。。。

聞かないで。(笑

オーブリとポルチーニをいくつか&黒トリュフはなんと1個だけ収穫できたという、人間GPSさんにはとっても不本意なハイキングだったらしいですが(笑)、私はポッリーノ国立公園の大自然を存分に楽しみました。

帰路には国立公園の名前になってるポッリーノ(Pollino・2248m)、その横の公園内最高峰のドルチェドルメ(Dolce dorme・2267m)も綺麗に見ることが出来て大満足。

マッキアちゃんには次回頑張ってもらいませぅ。

ハイキングご飯も面白かったので、機会を見てご紹介します

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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