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一時帰国のご報告・その2ノ2 「第4回食べチャオ♪カラブリア」開催しましたのご報告。

祐天寺のピアチェーレ主宰・長内美捕子先生と共同開催の「食べチャオ♪カラブリア」。第4回の今回は青山のイタリアン・ドメニカドーロさんが会場です。

仕込み段階から岩本シェフ・連君シェフが縦横無尽のご活躍。
プロジェクターで食材説明なども行いましたが・・お勉強部分はさっくり省いて(笑)それでは早速、イベントでご提供したお料理・ワインなどをずらーっとご紹介します!

乾杯後の前菜に合わせる白ワインは、医者でもある友人が作るZALEUCO(ザレウコ)。カラブリア州土着品種のマントニコ100%のキリリとした白でございます。
ただでさえ総合病院勤務で夜勤もある医者だっていうのにワイン作りも趣味で始めちゃって、お休みもバカンスも全くない生活に奥様から三行半がでそうだよーと愚痴(?)のろけ(?)を言いながら友人が作っておりますw 
実際に三行半が出たら絶対泣くくせに。。。

前菜の盛り合わせがこちら。このほか、ひよこ豆を使った暖かい1品もご提供しました。
野生のカルチョーフィという地味ながらレアな食材もちょろっと入っております。

カラブリア州から持ち込んだ小麦粉で打ったパスタは2種類。小麦粉の味を楽しんでいただきたくて、ハンドキャリーしました。
古代小麦は大切に石挽きされるので、2度挽きしても粉が荒く「ふすま」も交じります。

パスタは大盤振る舞いの岩本シェフによる黒トリュフたっぷりソースなどと合わせて提供されまして。
ガリガリ削る岩本シェフの前で皆さまが盛り上がる盛り上がるw

オリーブオイルがどどどんと使われるカラブリア州のお料理。何かとバターが使われる北部イタリアで修行された岩本シェフにはやり難いレシピもあったはずなんですが。。すべてのお料理が切れにまとまっておりまして、さすがでございました。
この辺りでワインが変わります。

1本目とは異なる友人が小さなワイナリーで作る、土着品種・ラクリマネーラ100%のLacrima Nera(ラクリマネーラ)。この品種100%で作っているのは私の知る限りこの友人だけです。
こちらには、ピリ辛のパスタ(2品目)やイチジクを使ったソースをかけた豚のローストを合わせました。
メインのローストの副菜は、

カラブリア州フューメフレッド村の郷土レシピ・ジャガイモのトルタです。
薄く切ったジャガイモを下ごしらえしてから蒸し焼きするんですが、他の村で同じレシピを見かけないんですよね。
カリ・パリ・ふんわり♡な食感をぜひお試しいただきたくて、わがままを言って副菜に入れてもらいました。

鶴井ソムリエにお願いしてボトルと撮影。
ワインは2本とも日本未入荷。プライベートイベントながら日本に上陸した~‼と生産者が喜びますー。

ドルチェには、カラブリア州特産食材であるDOPイチジク・ドッタート種を贅沢に使ったパネットーネと、こちらも州の特産食材であるリクイリッツィア(甘草)を使ったジェラートを。

リクイリッツィアのジェラート、最近では日本国内でもあちこちで食する機会がありますが・・作る過程で岩本シェフならではの工夫があって、これは絶品でございましたよ♡
あー、こうやって作れば甘草が「私、甘草が頑張っております!」なジェラートにならず、でもしっかり甘草の香りと味はするジェラートに作れるんだねぇと勉強になりました。

ずらっと並ぶと壮観。。

最後に岩本シェフに少しお話を頂き、色々と今後に繋がりそうな予感。。でガッツポーズしておりますw

ご参加いただいたみなさま、ドメニカドーロさま、美捕子先生。
素敵なひとときをありがとうございました。
また5回目の「食べチャオ♪カラブリア」でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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