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我が家史上初・10月にトマト仕事@2023

初春から続いた異常気象の影響は多大で、早春植え付けられた夏野菜の苗の作付け不良が発生。なんと6月末に少量作付けされた分だけが収穫を迎えたという、異例事態発生のカラブリア州。

我が家の畑を管理する農家さんも、早春に植え付けた苗が全滅。初夏を迎えてから恐る恐る植え付け作業をされていました。植え付け後すぐに猛暑が来て、畑の管理は本当に大変だったようです。

そして10月。何とか収穫できたトマトで、本年も無事にトマト仕事を終えることが出来ました。
温暖な印象のあるカラブリア州ですが、10月初旬は霜害も考えられるので、連日天気予報とにらめっこだったらしい農家さんもホッとした模様です。

ともあれ、およそ200㎏のトマトをさばききって仕事を終えた、事の顛末の記録です。

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トマトが来るわよ

もう山の家では寒くて作業できないので、コセンツァの家での作業が最初から決定していました。
我が家のキッチンで1日に作業できるのは、およそ50㎏。
この為、およそ200kgお願いしているトマトを2回に分けて搬入してもらうことにしました。

普通のキッチンなので、トマトを洗うのも大騒ぎですよ。

異例が重なったけれど、今年のトマトは本当に良い出来。もう6月作付けで良いんじゃない?と農家さんからも冗談が出るぐらい、素晴らしい出来栄えです。


収穫してから4日目以降が熟れて作業しやすくなるとのことだったので、搬入後すぐに熟れすぎていたり、傷んでいる物をよりどってPelati(ペラーティ・湯皮剥きの瓶詰)に。

そして、搬入4日目から作業開始、同時に第2弾の残り100㎏ほども搬入してもらい…と連日目の前に山盛りトマト♡な生活を1週間ほど過ごしました。

自宅 de 200㎏の作業は…意外と訳なかった

10月にトマト仕事ってどうよ?と思っていたのですが、外の気温も真夏の暑さは無くて、意外と快適に作業できました。

作業スペースが狭いのは仕方ないとして、トマトを煮たり、最後の煮沸はどうかなと思っていたのだけれど。もともと、我が家のトマト仕事は8月下旬~9月上旬の晩夏に行っていたけれど、もう少し…遅らせてもいいのかな、と思ったりしています。

農家さんと相談だね…
なにより、トマトが素晴らしくて(何度も言う

本年の出来栄えは


1箱(およそ25㎏。実質27㎏前後)から21本前後取れました♡
しかも濃厚。今年のトマトソースは会心の出来です。ありがたいことだ。
通常は1箱から18本前後取れるので、そのつもりで瓶の準備をしていたら足りない事に(笑
大慌てで瓶を準備するなど、バックヤードはバタバタでしたけれども。

という訳で、無事に夏を締めくくりました! めでたい&農家さんありがとう!

なお、トマトソース作りで出る廃棄物(トマトの皮とか種とか)で作る調味料については、イタリア好き通信の方に掲載しました。簡単ですが、我が家のトマトソースの作り方もご紹介しています。

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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