夏場に雨が多く、収量・品質ともに心配された2018年のカラブリア州のブドウたち。9月に入りそこそこの日照に恵まれ、最後の最後でしっかりと糖度を上げた赤ワイン用のブドウの収穫がいよいよ始まります。今年は変に暑い春、急に来た遅霜、日差しの少ない夏、降りすぎな雨、とブドウ農家さんにとっては心配要素ばかりの一年でしたが・・やっとこの日を迎えられることに一安心している模様。
それでも収穫のその日の朝まで、ドッキドキの毎日らしいですが。お疲れ様ですー
ブドウの実の成熟と共に、ブドウ畑見学者もうなぎ上りに増えるのが習わし。友人のココ(真ん中のサングラスのコワイひとw)もブドウの見回り・見学者のご案内と忙しい時期を迎えています。
彼はボローニャ大学農学部教授と共同して「耕さない」農法を実現している人。もちろんBIOで、もちろん有機で、もちろん土着品種なコダワリの男w
私は彼の理念も、彼のワインも、ついでに彼の家族も大好きで、ワイナリー見学のご依頼があると彼のブドウ畑をご紹介しています。小さな家族経営のワイナリーですが、彼と彼の家族だからこそ作れるワインはとーっても飲みやすい、これぞカラブリアの田舎の味。みんなでワイワイ楽しみながら開ける、気軽な一本としてぴったりなラインナップは一度試していただきたい♪
で、何が素敵って、ワイナリー見学の後のアペリチェーナ♡
アペリチェーナとは、アペリティーボ(食前酒)とチェーナ(晩御飯)を合わせた言葉で、日没頃にそこそこしっかりお食事するっていうぐらいの意味です。
テラス席なので遠くにストロンボリ島が見えますよ~
ワインも素敵ならロケーションも素敵っていうことで、口コミだけで大人気。今年の夏はほぼお休みが無いぐらい毎日アペリチェーナしてたらしいですw お料理係は大変だw
大人気のアペリチェーナの様子は次回お届け。
ワイナリー見学のご相談は「お問い合わせ」よりお気軽にどうぞ♪