イタリアの朝ごはんは「甘い物」と決まっている家庭が多く、我が家も例外にもれずエスプレッソと甘い焼き菓子が欠かせません。食卓に登場回数が多いのは、イタリアの簡単スイーツ・クロスタータ。ジャムを入れて焼き上げるタルトみたいなお菓子です。
便利なバターを使うことが多くなったけれど、カラブリア州では本来、豚由来の油分を使います。ラードみたいなもんだと思っていただければ。
クロスタータは、粉・卵・油分などで生地を作ったら好みのジャムを入れてオーブンで焼き上げれば完成の簡単レシピ。我が家ではもっぱら自家製ジャムや、遠方に住む友人からのお土産ジャムを使います。
タルト生地より少し柔らかめな生地はとにかく扱いやすいので、こーんな風にモンドリアン型にもなりますw
1種類のジャムを使ったクロスタータは私が飽きるので、気ままに3種類入りにしてみました。ピザもそうだけれど、同じ味を食べ続けるのが苦手な私にちょうど良いかな、と作っている最中は思っていたのだけれど・・・ちょっと改良の余地があり、最終形態(?)がこちら。
縦に区切って色々なジャムを入れこむ形が私にとってベストと判明。
ちなみに真ん中は自家製洋ナシのジャムの上にこちらも自家製の桃のシロップ漬けを乗せてみました。
なぜ縦の区切りがベストかというと・・
こんな風に区切ればすべての味を楽しめるから♡
主人にもお客さんにも好評で、我が家のクロスタータはしばらくこのカタチが定番になりそうです。朝から甘い物たっぷりでエネルギーチャージ♡