カラブリア州の中西部の街・Pizzo(ピッツォ)。カラブリアの空の玄関・ラメッツィアテルメ空港から近い、海に面した漁村です。このPizzoの名物が写真の「Tartufo di Pizzo(タルトゥーフォディピッツォ)」。元祖バージョンは表面にココアがかかっているので「・・・おはぎ?」といった外見(笑。げんこつ大の爆弾にも見える、なんとも見栄えが残念なご当地ジェラートですw でも美味ですよ♡
打ち合わせで訪問したこの日は、なんと粉雪が舞う寒さ。山間部で降っていた雪が風で飛ばされてきてたようなんですが、Pizzo界隈は常春な気候で有名で「この寒さは異常・・・」と打ち合わせ先の奥様もモコモコに着込んでいたぐらいなんですが。ですが!
打ち合わせにはジェラートが出て来る! しかも外で食べるのぉぉぉ??
「いや、これパンじゃね?」と思うでしょ? こちらの一品、ブリオッシュと言いまして、甘いパンにジェラートがサンドイッチされたもの。早い話がカロリー爆弾です。。。
イタリア人には基本的に熱い物をハフハフしながら食べる、という習慣がありません。でも、冷たいものは別らしい。
「寒い今日こそ、外で!ジェラートをがっつり食べるのがカッコいいだろう!」と脳みそに何かが湧いているんじゃないかと思うような発言が先方からありまして、打ち合わせに伺わせていただいているこちらとしては「そうですねっ!」とお答えする以外にどーしろと?な状況にw
まぁ大好きなBarのジェラートなんで、多少頭がきーんとしても良いかなぁとか思っちゃいましたwww
お話を聞いていると、現地の人はこの日のような冬日でも普通にジェラート食べるらしい。。。もう生活の一部になっちゃってるんだなーとしみじみしましたです。。
Pizzoはカラブリア州でも珍しい漁村。そして、ナポレオン時代にフランス総督府がおかれた場所。
漁の安全を祈願したモニュメントや教会も多くあります。普段閉まっている場所にも入れていただいたりして、ちょっと役得&勉強になった打ち合わせでした♪
ちょうど新玉ねぎ&かんきつ類の最盛期なので、道端の売店もこんな具合。
コセンツァに戻って主人に聞いてみたけれど。。。やっぱりコセンツァでは冬の寒い日にジェラートを食べたりはしない模様。そういえば、街中のジェラート屋も冬季は休業してたりするけれど。。タルトゥーフォディピッツォで有名な土地だけあってPizzo市民のジェラート愛はことのほか、だったようですw