ハチミツ鑑定への道。アカシアのハチミツ3種を鑑定!(というか試食)

ワインやオリーブオイルと同じく、ハチミツにも鑑定士がおりまして。基準に沿って色・香り・味・様子などを観察し点数化する資格所有者がいます。

ワインやオリーブと大きく異なるのは、この資格所有者の数が非常に少ないってこと。さらに鑑定に値するハチミツを生産する養蜂家も激減している中で、師匠発案により「自宅で鑑定会(もどき)」が開催されました。いやね、私、鑑定方法や用語についてまーーったく知らないですからね(笑

惜しげもなく出てきたのは、すべてBIOなアカシアのハチミツ。養蜂家はすべて異なり、今年の物が2つ・昨年の物が1つ。色も香りもまーったく異なる、でもアカシア100%のハチミツです。

こんな贅沢な機会って普通無いですよ?

でスパルタな師匠の元、鑑定がなんたるかの入り口を見せて頂きました(笑。いやー。ワインソムリエになるよりよっぽど難しいと思いますけど。。

実は、このうちの1つは昨年度の品評会で最高点を得た大変貴重なハチミツでした。(でも私にはさーっぱりわかりませんでした!) そんな貴重なハチミツで鑑定方法への道筋(?)を示してくれた師匠にも感謝ですが。。。これ、もしかして「君も鑑定士に♪」コースだったら。。どーしよう?

こちら、出来立ての栗のハチミツ。これから表面の泡を取り瓶入れの作業をする直前の物。栗のハチミツってちょっと苦手だったんだけど。。。師匠のハチミツ、素晴らしい芳香で私の知っている「栗のハチミツ」と全く異なる味と香り! 週末養蜂始めてから、今まで食べてきたハチミツってなんだったのかなーと思うことが多々あります。。。ハチミツの世界、怖い。

栗のハチミツが人間が分けてもらうハチミツの最後。今後ハチさん達が集めるハチミツは、彼らの冬越用の大切な食糧になります。まだまだバロア(Varroa)との闘いはあるけれど、今後のお世話の仕方はまた少し変わるようで、週末養蜂もだんだん「週末」だけじゃなくなってきた我が家w

うーん。。ハチ用の土地、欲しいなぁ(笑

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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