我が家は犬を飼っているので、大抵の旅行も犬連れです。
先日所用で行って来た永遠の都・ローマももちろん犬連れだったのですが…意外と(?)犬にも優しいローマの旅を簡単に振り返ります。
と、その前に。
コロナもあって、ローマは2年ぶり。ぶらぶらと犬連れで街歩きも楽しい物でしたが、観光客相手のお店は半分開いてて半分閉店(休業?)しているカンジ。閉店しているレストラン跡も多く、少し物悲しい雰囲気のエリアもありました。
かつての様な観光バスの大行列はまだ無かったけれど、独語を中心に東欧・北欧地域の言葉や英語(米語)が多く聞こえたので、コロナ前の活気が戻って来るのも時間の問題かなーと思います。
日本からも気軽に渡航できる日が早く来ると良いですね。
さてさて。
犬連れローマの旅なのですが、絶対行く場所がありまして。
それがここ→
ボルゲーゼ公園です。人がそれなりにいたので正面から撮れなかったわ…
ローマに週末挟んで滞在する際は、日曜の午前中に必ず寄るようにしています。
私が行くいつものコースは、ピンチャーナ門から入って、ふらふらと写真のカネストレ広場方面に歩き、広場(というかロトンダ)右折。坂を上るように行くと犬専用の広場があるんですね。ソコが最初の目当ての場所です。
普通に歩道を歩いていると気が付かないかもしれないけれど…植え込みの間から通れる様な場所があって、犬の放し飼いOKな広大な広場があるんですよ。
ちなみに柵などは無いし、普通に歩行者も通るので呼び戻しの訓練が出来ていることは最低条件。大小さまざまなワンコがいるので、犬の社会化が出来ていることも絶対必要だと思うワイルドな環境です。
そしてとにかく広いんだ、ここ!
このスペースでカラブリアからの長旅など無理をさせているウチの犬に思いっきり走って頂きますが…まぁ飼い主は「呼び戻しでちゃんと来るかな…」と内心ドキドキ(笑
この日も、呼び戻し訓練が不完全なのかな?っていうワンコが楽し気に(あちこちの犬に絡みながら)爆走し、飼い主が叫びながら後を追う微笑ましい光景があちこちで見られまして、全く他人事じゃないな、などと(笑
訓練、ホント大事。
公園内の他の場所も犬連れの人で賑わっていて、犬を繋いで置ける自転車とか色々と楽しいです。
こんな自転車、コセンツァじゃ考えられないもんね。
さて。公園でひと遊びした後は、ポポロ広場の方に下りて行くのもいつものコース。ここからは犬に付き合ってもらっての飼い主のぶらぶら歩きです。
ポポロ広場からは、テベレ川を渡ってバチカン方面に歩きます。
この一帯の建物、ホント豪勢よねぇ。
サンタンジェロ城前を通り過ぎて、さらにサンピエトロ寺院まで行くことは稀なのは、流石ヴァチカンという人の多さが原因でして。あそこは早朝でもすっごい人出なのと、日差しを遮るものがほぼ無いので…私が犬連れで訪問する事は稀です。
さて。サンピエトロ周辺からまたテベレ川を渡ったら
ナヴォーナ広場辺りまで一気に行ってしまうのが好き。
この辺りで友人と待ち合わせ、朝茶するのもローマのルーチンです。
朝から営業している美味しいお店がいっぱいなエリアですよね。この日も賑わっていました。
お茶した後、ナヴォーナ広場から絶対前を通りたいのがパンテオン。
何故か好きな建築物で、犬に不審な顔をされながらほけーっと立ち尽くすのが好きな場所です。
ちなみに、ここは入場の為の長い長い列が出来ていました。入場制限かけていたのかな?
その後は気力があればフォロロマーノとか、コロッセオをフラフラして、朝の長いお散歩終了。
お茶の時間込みでおよそ5時間ぐらいのコースです。
日曜午前中にローマをウロウロするのって意外とお勧めで、その理由にまず観光客しか歩いていない事が挙げられます。仕事していたり、普通に暮らしている人たちはローマ中心に日曜午前中に来ないからね(笑
観光客も土曜の晩にゆっくり遊んで日曜朝はゆっくりめなスケジュールの人もいるでしょう。
日曜日の朝って相対的に人が少ないんです。だから、日曜朝は出来る限りボルゲーゼ公園のスケジュールを入れるようにしている飼い主です。
ローマど真ん中にお住いのワンコたちつてノーリード率が非常に高く、道路横断の際もおりこうさんな様子を見かけます。ウチの犬じゃ絶対無理だ(笑
カラブリアから出て来た我々は何かにつけて「ローマ凄い、ローマ凄い」言いながら永遠の都を楽しんできました。
コセンツァにも水場があるけれど、流石ローマ。ローマの水場の多さは特筆すべきところで、犬のお散歩にもぴったりな街だなぁといつも思います。
大抵のお店で犬連れ入店OKで、レストランでもほぼ断られません。(予約時に犬連れOKかの確認は必ずしています)一休みする場所がいっぱいあるのも犬連れぶらぶら歩きには最適な街。まぁイタリアは大抵どこも同じような物ですが…ローマはローマ。いつ行っても圧倒されます。
また行きたいな。