ローマに出張した折、知人宅に招待されました。カラブリア人のこの知人とはいつもカラブリアで会う仲で、ローマのお宅に招待されるのは初めて。そもそも、ローマに住んでいるっていうのも今回初めて知ったぐらいw
そりゃね。ラッツィオ在住とは聞いてたけどね。。。別にどこに住んでいてもいーじゃんっていうスタンスの私、あまり突っ込んで聞いたことが無かったので、このような事になりました(苦笑
さて。キエザヌォーバ(Chiesa nuova)のほぼ裏手。ナボーナ広場(Piazza navona)から徒歩2分。美味しいご飯屋さんが集中しているブロックで、住所からしてVIP感漂ってましたが・・伺ってみてびっくりだったお宅拝見の様子を、彼らの生活に差支えが無い程度にお伝えします。
とてつもなく大きなお宅を2所帯に分けて、こちらはその母屋(?)部分のリビングの一つ。えーと。。。リビングっぽい居室が3つほどあります。えーと。ここ、ローマのど真ん中ですよ?
床材はオリジナルの物。天井ももちろん、建設当時の物らしいです。なので、ヒールで歩くと足音が響く。。。
変な時間に伺ったのにわざわざテーブルが用意されていまして。軽食をごちそうになってきました。イギリスだったらアフタヌーンティー、だね♡
こういったお宅ではテーブルに座る順序や場所が厳格に決まっていまして。庶民の私、一瞬どこに座れば良いのかわからなかったです(苦笑
お茶の後、大きなお宅の中をあれこれご案内いただきまして。。。部屋とドアがありすぎで良くわからなくなってきたところで、一番素敵なお部屋が登場です。
それが、こちら。
書斎。
毛布持ち込んで、床にゴロゴロしながら本をむさぼり読みたい、書斎。
いつだったかの法王さまが生まれて、その後私室としていたお部屋なんだそう。この方、その後教会に入り法王さまとなられたんでそうですよ。(この法皇様、確かパオロ6世。でも定かじゃないw 居住スペース外に色々説明してある石碑があったように思います。。)
これで驚いちゃいけない、と共有スペースながら屋上バルコニーに連れて行ってくれまして。このバルコニーへと昇る階段も相当素敵だったんですが・・まぁとにかくバルコニーに上がりまして。
そしたらこの眺め。
ローマ市内で、人が住んでる一番高い建物なんだそうです。
380度、遮るものの無い眺めがこーんなカンジに見えまして。凄すぎて言葉が出ない。。これが、完全に居住している人たちだけの眺めっていうのもスゴイわぁ。
もちろん日の出も日没も、見放題ですって♡
実は色々大変だったローマ出張の疲れとか何とかやらが一気に吹っ飛びました。ローマはローマ。さすが、ローマ