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ご案内の記録・特産乾燥イチジク加工品の工場見学へ

カラブリア州の特産品・乾燥イチジク。2000年以上の歴史を持つ、カラブリア州を代表する郷土食材です。

夏の間に収穫・乾燥させたイチジクは、伝統の方法で加工され冬の郷土菓子となります。コレがなかったらクリスマスが来ない!ぐらいの大切な大切な食材の工房訪問おススメ時期は9月になってから。秋から冬にかけて多くのお問い合わせをいただく、人気のイチジク加工工房の様子をご紹介します。

友人が経営するこちらの会社、数あるイチジク加工業者の中でもイチジクそのものの品質にこだわり、使う他の食材にもこだわっている会社です。

一家に伝わる伝統のレシピを基に起業してから大規模なマーケティングは行わず(大量生産する場合のイチジクの製品レベル維持が難しい為)、真面目にコツコツと地元での信用を稼いできた頑固な経営を友人の代になってからもずーっとしていて、昔ながらのウソのない味のファンもひっじょーに多い会社です。

今でも、イチジク加工に携わるのは女性のみ。昔から農作業の合間に女性が作っていて、一家を支える重要な収入源でもありました。

伝統の形でクロチェッテと言います。十字架(クローチェ)に似ているところから来た名前。

熟練の技を持つマンマがささっと作ってくれましたが・・・これ、家で作ると難しいのよね。。

私が一番好きな、シロップ漬けを加工しているところ。

友人の会社のイチジク加工品で、一番お勧めなのはこちらのシロップ漬け。シロップ漬けはイチジク加工品の中でも歴史が古い一品で、こちらの製品には友人の曾祖母の代から秘伝中の秘伝として伝わるシロップが使われています。

先ほどのクロチェッテを漬け込んで、箱詰めする作業を見せてもらいました♪

計量も全部手作業。シロップ漬けのクロチェッテは250g入り。なので・・・250g以上になるようにまとめるんだそうです。

シロップの香りが素晴らしい~♡

このほかに、オーブン焼き作業・チョコレート掛けイチジクを作っているところも見学させてもらい、本日の見学は終了。ショップも併設しているので、気になった商品は購入いただけます。

イチジク加工品工房の見学は基本的に1年中可能ですが、加工作業が最盛期の9月中旬ごろ~は乾燥イチジクがあちこちにゴロゴロしていて雰囲気があるかと。

「甘い匂いとこだわりの製造方法をぜひ見学に来てくださいね」との友人談でございますw

見学についてはお気軽にお問い合わせください♪

※平日のみのご案内です。
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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

お問い合わせはお気軽にどうぞ

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