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Cima di Rapeを使い尽くす。主人にビックリされた旨ウマレシピ

カラブリア州では12月に入ったころから露店で売り出されているCima di Rape。アブラナ科の植物で、ちょっと苦実があるのが特徴。コゼンツァ市では写真の1束で100円ぐらいです。

一番おいしいのはつぼみの部分。葉の部分は茎からこそげる様に取り、別に調理します。

ま、つぼみの部分だけで作ったソースにオレッキエッテを合わせるのが一番ベーシックかな。プーリアの郷土食ですね♪

葉っぱの部分はサルシッチャといただく事が多いと思います。この日は自家製サルシッチャを合わせたので、葉っぱとサルシッチャを分けて調理しました。ぶつ切りしたサルシッチャがごろごろしている1品は冬のプーリア~カラブリアでよく見られますよね。

で、問題が硬い茎の部分なんですよ。

イタリア人は捨てちゃうみたいですが。。私は乾燥してしまった切り口や傷んでいるところをざっと切り落として、再利用しています(笑

茎の部分は苦味も辛味もあって、繊維っぽくなければからし菜のような味。一時期浅漬けにしたりもしたけれど、いまいち主人の食いつきが悪く。。。大量に作れる割に消費量が少ない、冷蔵庫のお荷物になっていました。

どーしたもんかなーと考えて、試しに作ってみたら大成功だった、主人の新たな好物がこちら!

佃煮(笑

葉唐辛子のような味わいになりました♡ 葉唐辛子は私、大好きで。大好きで大好きで、佃煮を日本から持ち込んでいたくらい好きな食べ物。それが、こーんな捨てちゃう部分でしっかり作れるなんて~~と、新しい好物を発見した主人よりも私のほうが嬉しい!

作り方も超・簡単です。

茎をスライサーにかけて適当な大きさにし、あとは佃煮の要領で煮るだけ。みりんが無くても(大雑把な私的には)大丈夫。お酒と砂糖で代用しています。

我が家は辛味が好きなので、唐辛子も入れて。。。それこそ葉唐辛子の佃煮を作る要領でOK。白いご飯に乗せて・おにぎりの具にしていただきます♡

佃煮なので日持ちもするし、煮込むので嵩が減るし。何より美味~♡♡♡

つぼみの部分も美味しいけれど、佃煮にするようになって廃棄物扱いだった茎の部分もしーっかり使いきれるようになりました♡

つぼみはパスタソースに、葉はコントルノ(副菜)に、茎は佃煮に。1回購入すると何粒も美味しいCima di rape、これからまだまだ値段が下がるのでこの冬は大量消費な予感♡

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この記事を書いた人

澤井英里のアバター 澤井英里 Sawai Eri

イタリア半島の南端・カラブリア州在住。普段は専門職、趣味で現地コーディネーターやアテンド、通訳などをしています。一応ソムリエ。かに座のAB型。

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